またも米国は、望ましくない方向に一歩進んでしまったようだ。
全米で銃を使った乱射事件が多発する中、なんと3Dプリンターを使って銃を製造する方法が
ネット上で公開されている。
この動画を公開したのは「ディフェンス・ディストリビューテッド」という米国の非営利団体である。
この団体は2012年にペイパルとビットコインによって資金を集め設立された。
オバマ政権下ではこの団体による銃の製造方法公開を許可しなかったが、このほどトランプ大統領が
この動画の公開を許可したという。
アメリカの一部の州では、トランプ政権に対する提訴を行ったところもある。
3Dプリンタで作られた銃は樹脂製で金属探知機に検知されず製造番号もないため、全米を巻き込んでこの動画の公開差し止めを求める動きが盛り上がっている。
なお、現在ではこの3Dプリンタ製銃の製造は全米で違法となっている。
ワイヤード:
WIRED:THE LAST-DITCH LEGAL FIGHT TO STOP 3-D PRINTED GUNS